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発行元: メタ心理学研究所
Special Issue: 2024.8

『メ タ 心 理 学』

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本場米国NLPの直伝を受けた著者は、元々欧米人仕様の成功法則として生まれた
NLPを日本人仕様に昇華した「メタ心理学」の開発に成功しました。メタ心理学
は、日本の伝統的な「和」の思考習慣を、「GAFA」を世界的企業に押し上げた
思考習慣にまでバージョンアップさせ、真のイノベータの輩出を可能にします。
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『「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして、『神の踊り (リーラ)』に
変える方法」エッセイ/関連動画/解説総まとめ情報』

 

皆さん、こんにちは。本号のメルマガは、メタ心理学研究所発行の特別限定号外号です。

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(株)オフィス北岡、広報担当です。

本号は、『「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして、『神の踊り (リーラ)』に変える方法」エッセイ/関連動画/解説総まとめ情報』を掲載している特別限定号ページです。

本号では、以下のトピックがカバーされています。

1.「世紀の発見」について (改めての北岡解説)
2.150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして、『神の踊り (リーラ)』に
          変える方法
3.新書き下ろしエッセイ「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして
          『神の踊り (リーラ)』に変える方法」
4.書き下ろしエッセイ「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして
          『神の踊り (リーラ)』に変える方法」追加解説
5.「脳内の一つ一つの脳神経細胞をコントロールする」ワーク開発される!


なお、以下のページで、北岡の各種 Youtube 動画の「再生リスト」を閲覧することができます。

https://www.kitaoka.co/youtube_lists/


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1.「世紀の発見」について (改めての北岡解説) (本メルマガ第 27 号
          からの引用)

メタ心理學研究所代表である私、北岡は、1981 年から 2001 年まで 20 年間欧米に滞在し、その間、現在、世界を席巻している「西海岸文化」に直接触れ、感化されました。

具体的には、1983 年にオレゴン州でインド人導師に弟子入りし、1988 年に UCSC (カリフォルニア大学サンタクルーズ) で開講された NLP 共同創始者のジョン グリンダー氏の上級資格コースを認定修了し、それ以来、同氏に師事してきています。

私が欧米 (英国に 15 年間滞在しました) を離れて 20 年以上経ちますが、それ以来、西海岸文化の全世界の「席巻度」は弱くなるどころか、指数関数的に強まってきているように思えます。

この事実は、現代の IT インフラと SNS プラットフォームを作り出しているのが「GAFAM」 (Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft) を含む「シリコンバレー」系の企業であったり、現在、日本の時事トピックになっている「LGBT」、「SDGs (持続可能な開発目標)」、「気候変動対策」、「脱炭素社会化」、「電気自動車社会」、「GAI/ ChatGPT」、「スーパーのレジ袋有料化」等は、元を辿れば、すべて、60 年代の西海岸文化 (ヒッピー文化あるいはカウンターカルチャー) のモットーだった「自分の枠から出ようとする姿勢」と「エコロジー (生態論重視) 意識」に源泉があることを考慮すれば、自明となります。

その中で、私は、イノベータを多く輩出してきている西海岸文化的な思考パターンと日本人の思考パターンの違いを完全マッピングすることに成功して、メタ心理學ワークを開発してきていますが、つい最近、私は、たとえば、「何をやっても三日坊主で終わる」、「自分の人生上の目的がわからない」、「自分のリミッターを外せない」といった問題を引き起こしている独立した「プロセッサ ユニット」がいくつか、自分の頭の中にあり、それらのプロセッサが 150 億個の脳神経細胞すべてに否定的な指令を与えていることを発見しました。

さらに、私が開発した最新の「一つ一つの脳神経細胞をコントロールする」ワークを、これらのプロセッサに適用したら、同じプロセッサを、「新習慣を継続し」、「人生の目的を確定し」、「リミッターを外して、枠の外に出る」ように、150 億個の脳神経細胞すべてに指示をし直せるように、「アップデート」することができることを発見しました。

私は、過去数年にわたる神経科学の研究の過程で、神経科学者のスタニスラス ドゥンヌが提唱する「脳神経細胞系統リサイクリング (Neuronal Re-cycling、NRC)」は、おそらく、NLP の「アンカーリング」を超えているのではないか、と思い始めていますが、この NRC の機能を果たしているのが、上述のプロセッサ ユニットです。

(「脳神経細胞系統リサイクリング (NRC)」は、「メタ アンカーリング」、「プロセス アンカーリング」、「デジタル アンカーリング」とでも呼ばれるべきモデルです。)

私の見るところ、西海岸文化圏人の人々は、過去数十年間、(無意識的、体感的にですが) この NRC を自由自在に使いこなすことができてきていたので、たとえば、NLP を通じて多くの「個人的天才 (= 化けた人)」を作り出したり、スティーブ ジョブスやイーロン マスクといった「未曾有のイノベータ」を生み出すことに成功してきている一方で、NRC の存在に気づけず、それによって 150 億個の脳神経細胞が NRC の否定的な指示に「ステルス的に洗脳」されてきている日本人がイノベーションを生み出せないでいることが、判明しました。

私は、個人的には、この NRC に基づいて自身が独自開発した「一つ一つの脳神経細胞をコントロールする」ワークが、おそらく、西海岸文化的な思考パターンと日本人の思考パターンの違いのマッピングに関して「打ち止め的なワーク」ではないか、と考えています。

以上の私の発見が、真正なものであることが証明されたら、これは「世紀の発見」ではないか、と思っています。

ちなみに、以上の私の主張については、何の根拠もない「はったり」とどこが違うのか、と思われる方々も多いと思います。

ただ、私自身は、この主張は、トランスパーソナル心理學者の重鎮のケン ウィルバーが、「あることが真理であることを確認する手段」として、示唆している以下の 3 ステップ手順で、再現された上で証明できる、あるいは、再現性がない、という理由から反駁できる「科学的提案」であると、思っています。

1.命令:これは、たとえば、「もしこれを行えば、それを獲得します」というような、(命令内容の妥当性を) 知っている者による指示です。
2.個別確認: 命令に従った人が命令内容の妥当性を自分自身のために確認します。
3.共同確認: 命令に従った一定数の人々が、命令内容の妥当性に関する自分自身の確認を相互共有し、この時点で、命令内容がこれらの人々が属するグループの中で真理として見なされるべきことになります。

ということなのですが、先入観的に、「荒唐無稽」として、私の主張を一蹴される前に、どうか、「オープンマインド」で、私の「ステップバイステップ」的に手順化されたワークを実際に実践されて、私の主張に、本当に再現性があるのかないのかを、ご自身の目で、実際に確かめていただきたい、と切に願っています。

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2.150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして、『神の踊り (リーラ)』に
          変える方法 (本メルマガ第 24 号からの引用)

私 (北岡) は、数年前から「メタ心理学メソッド」を、60 年以上、脳性麻痺の後遺症で麻痺してきていた左手で「リハビリ」に自己適用してきていて、以前なら「夢のまた夢」だった手の動きが少しづつ可能になってきていました。

たしかに、リハビリの「前進と後退」が繰り返されてきていたのですが、その後、いくつか独自開発したメタ心理学のワークを、毎日、起床時の「出眠時催眠状態」で自己適用することを続けていたら、どんどん手が動き始めてきていて、約 2 週間くらい前に、将来的に、正常化する、という確信を、私はもちました (驚)。私の十代からの「夢のまた夢」だった、ニール ヤングの曲を、両手でギターで奏でることも、可能になると思っています。

これが本当なら、メタ心理学が対応できない「精神的/身体的臨床ケース」などなくなると思われます。

この発見を報告した対談動画が、以下で「限定公開」されています。

          https://youtu.be/3GFRIFx1txg
          「150億個の脳神経細胞すべてをコントールして
          『神の踊り (リーラ)』に変える方法」: 「ダイジェスト版」
          北岡泰典ライフワークの集大成ノウハウ開示動画 (24 分)

ご興味があれば、閲覧よろしくお願いいたします。

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3.新書き下ろしエッセイ「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして
          『神の踊り (リーラ)』に変える方法」(本メルマガ第 24 号からの引用)

私 (北岡) の新書き下ろしエッセイ「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして『神の踊り (リーラ)』に変える方法」が執筆されました。

私は、おそらくこれまで人類の誰も成し遂げられなかった「人間意識のマトリックスからの脱出法」の左脳的な明示化に成功した、と考えています。

どのような精神的/身体的な「意識の枠」からも脱出可能な、心身二元論の問題解決法を提示させていただいた、と思っています。

この方法論によって、自分の枠であるリミッターを外して、より解放された人生を歩む人々が少しでも増えることを祈っています。


私は、生後 4 ヶ月の時「脳性麻痺」に罹り、物心がついた 4 歳時以降、60 年以上、恒常的に、左手の麻痺と緊張を持ち続けてきていました。

幼稚園児の 5 歳の時と、小学校 4 年から 6 年まで、二度、別々の養護施設に入所し、「幼児性愛」的なトラウマ的体験をたくさんもち、その後普通校に戻った後は、「社会的不適合者」となり、十代、二十代を通じて、絶対抜けられないと思えた「精神的蟻地獄」にいました。

その後、1980 年代初めに、米国西海岸で、インド人の導師に弟子入りして、一時的な悟りを体験して、1988 年に同じく西海岸で、共同創始者のジョン グリンダー氏の NLP 資格認定コースを受講して以来、その悟りの状態を永続化させることで、最終的に、「精神的蟻地獄」からの脱出に成功しました。

さらに、最近、私が独自開発したメタ心理學メソッドを、左手の麻痺に適用してきていたら、左手がどんどん動くようになってきました (驚)。

現在、私は、後、数年で、左手が完治して、「夢のまた夢」だったギターを両手で弾き始めることができると、確信しています。

ある意味、 私は、NLP によって精神的蟻地獄から脱出した後、メタ心理學によって身体的蟻地獄から脱出しようとしていることになります。

以上が本当であれば、メタ心理學メソッドで対応できない精神的あるいは (物理的欠損のケースを除いて) 身体的症状はない、と思われます。


以上の「奇跡的なケース」に興味をもたれた方は、以下のページから「簡易登録」されたら、折り返しのメールで、新書き下ろしエッセイ「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして『神の踊り (リーラ)』に変える方法」の全文が無料閲覧できる URL をお伝えさせていただきます。

http://www.kitaoka.co/essays/2407/

このエッセイは、同名の Youtube 動画解説の内容を補足/敷衍したものになっています。同名の動画 (ダイジェスト版) は、以下で閲覧可能です。

https://youtu.be/3GFRIFx1txg

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4.書き下ろしエッセイ「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして
          『神の踊り (リーラ)』に変える方法」追加解説
          (本メルマガ第 25 号からの引用)

以下、書き下ろしエッセイ「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして『神の踊り (リーラ)』に変える方法」についての、順不同の羅列と追加顔説となります。


※ どうも、私 (北岡) は、真の意味において、「誰も絶対抜けられないマトリックスからの脱出法」を発見してしまったようです。

これは、あくまでも、かってな個人的な私見ですが、私は、仏陀もイエス キリストも達成できなかった、と私が見ている「悟りの道の方法論の『見える化』」に成功した、と思っています。

この私の主張が正当であるかどうかは、歴史が証明するだろう、と思っています。

私の主張は、トランスパーソナル心理學者の重鎮のケン ウィルバーが、「あることが真理であることを確認する手段」として、示唆している以下の 3 ステップ手順で、証明もしくは反駁できる「科学的提案」です。

1.命令:これは、たとえば、「もしこれを行えば、それを獲得します」というような、(命令内容の妥当性を) 知っている者による指示です。
2.個別確認: 命令に従った人が命令内容の妥当性を自分自身のために確認します。
3.共同確認: 命令に従った一定数の人々が、命令内容の妥当性に関する自分自身の確認を相互共有し、この時点で、命令内容がこれらの人々が属するグループの中で真理として見なされるべきことになります。

この3 ステップ手順が踏めない方々にとっては、私の主張は、「宗教的ドグマ」に留まるのだと思います。


※ 実は、本書き下ろしエッセイは、当初、「英語の環境でのみ」で配信することを考えていましたが、日本人の方々への「最後の奉公」をしたいと思い、まず、日本語で配信させていただいた次第でした。

今後、私は、本エッセイを英語の「ホワイトペーパー」化して、西海岸文化圏人や神経科学者等の方々に「査読」を依頼する予定にしています。

といいますのも、本エッセイの理論的支柱は、エッセイの 22 ページにある以下の「用語解説」と、

「NLP の父」の一人である、グレゴリー ベイツン (ベイトソンは誤表記です) は、死後出版の著『Angels Fear』(訳書名『天使のおそれ』) で、2,500 年前にアリストテレスによって提言され、デカルトが複雑化した諸問題 (たとえば、心身二元論) は、彼自自身と彼の師匠のバートランド ラッセルの認識論等によってすでに解決されたとまで示唆しています。

5 ページの以下のステートメントにありますが、

NLP は、共同創始者の二人が、アリストテレス以来 2,500 年間続いた心身二元論の問題を克服した「ラッセル/ベイツン認識論」(注: 22 ページの「用語解説」を参照のこと)を臨床の現場に落とし込むという「偉業」を成し遂げながら、1975 年に創始されたのですが、私の中では、49 年後に書かれた私のこのエッセイは、その偉大な偉業を正統に継承しながら、21 世紀の fMRI の発見に基づき、「完全なる左脳オンリーの心身二元論の問題解決」に成功した「NLP の偉業へのオマージュ」となっています。

この「ラッセル/ベイツン認識論」の認識論的偉業と、グリンダーとバンドラーの臨床的偉業を、客観的に正当に評価/査定できる日本人は、今のところは、一人もいないのでは、と、私は思っているからです。

ちなみに、私は、ラッセル式認識論の元になっている、バートランド ラッセルとアルフレッド N. ホワイトヘッドが 1910 年から 1913 年に執筆/出版した『数学原理』を理解できる左脳的頭脳はもち合わせていませんが (私の友人で、数学者の英国人の方は、『数学原理』は、欧米の数学者/哲学者でも読めない難解書だ、と言っていました)、それを臨床的に落とし込んだグリンダーとバンドラーの「右脳的偉業」は、充分理解できる「体感力」はもち合わせています。


※ 「NR (神経系統群リサイクリング)」は、私の見立てでは、「fMRI 以前」の NLP の「アンカーリング」よりもさらに重要な「fMRI 以降」のモデルになっていくと思います。

その主な理由は、「アンカーリング」は「行動 → 行動」の一つのレベルの「人間式条件反射」でしかありえませんでしたが、NR は、抽象度が異なるレベル間の要素の結びつきが可能になるからです。

その NR 的な操作を左手に適用してきていたら、神経系統群の「凧糸のもつれ」が見えてきて、かつどうほぐせばいいかも見えてきました。

私の左手の場合、これまで、あまりにも多くの各レベルの神経細胞群が同時発火してきていたので、起こっていることが「何が何だか」わかりませんでしたが、上述のように、凧糸のもつれがほぐれるにつれて、それぞれの発火を抑えることができるようになってきています。

今、私は、例えの比喩を使うと、右手が、英語を完全習得したレベルにあって、欧米人とちゃんと英語が話せる一方で、左手は、英語学習の初心者で、実際の欧米人を前にして、何を言っているのかさっぱりわからないので、単に、常にパニクっているだけではないか、と思うようになっています (言い換えれば、幼児期に、右手も、「英語学習の初心者で、実際の欧米人を前にして...単に、常にパニクって」いたはずで、その後、さまざまな腕、手、指等の動きをコントロールし始めた後、最終的に、右手の動き全体が意識の完全コントロール下に収まるようになっただけではないか、と思えています)。

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5.「脳内の一つ一つの脳神経細胞をコントロールする」ワーク開発される!
          (本メルマガ第 26 号からの引用)

先号 [第 25 号] のメルマガでは、私 (北岡) は、メタ心理學メソッドを自己適用したら、60 年以上、脳性麻痺の後遺症で麻痺してきていた左手の動きが少しづつ可能になってきたことの報告をさせていただきました。

この発見を報告した対談動画が、以下で「限定公開」されています。

          https://youtu.be/3GFRIFx1txg
          「150億個の脳神経細胞すべてをコントールして
          『神の踊り (リーラ)』に変える方法」: 「ダイジェスト版」
          北岡泰典ライフワークの集大成ノウハウ開示動画 (24 分)

ご興味があれば、閲覧よろしくお願いいたします。

この発見以降、私は、「脳内の一つ一つの脳神経細胞をコントロールする」ことができる「臨床的ワーク」の開発にも成功しました!

このおそらく「世界的発見」について、関連事項を二点、以下に記させていただきます。

1) 先号のメルマガでお伝えしたように、「新書き下ろしエッセイ『150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして『神の踊り (リーラ)』に変える方法』」を執筆しました。

このエッセイの特別限定ダウンロード法は、次のセクションの「2.新書き下ろしエッセイ「150 億個の脳神経細胞すべてをコントールして『神の踊り (リーラ)』に変える方法」を参照してください。

このエッセイの中で、私は、「脳神経細胞系統リサイクリング」と「不活性化脳神経細胞回路 → 活性化脳神経細胞回路 → 非活性化脳神経細胞回路」の二つのモデルを自己適用したら、麻痺していた左手が動き始めた、と報告させていただいていますが、特に、「脳神経細胞系統リサイクリング (Neuronal Recycling、NRC)」は、本来的には「行動心理學」と定義していい NLP の「アンカーリング」を超えたモデルであることを発見してきています。

NRC が NLP のアンカーリングを超えている根拠の一つは、1975 年の NLP 誕生時には存在していなかった、1990 年代からの神経科学界の fMRI (磁気共鳴機能画像法) の未曾有の脅威的な発見です。

最近、私は、NLP 共同創始者のジョン グリンダー氏が 80 年代に開発した「パーソナル ヒストリー チェンジ (個人的履歴の書き換え)」というタイムラインを使った演習と「脳神経細胞系統リサイクリング (NRC)」のモデルを組み合わせたら、たとえば、「三日坊主」の問題や「頭に電極を入れたら、すべて学習は自動化されるべきである」といった思い込みを克服できることを発見しました。

また、ある新しい行動もしくは思考の学習をした場合、その新しい学習パターンを、150 億個の脳内神経細胞の一つ一つに波及させることができることも、発見されました (!)。

これは、NLP と神経科学の止揚統合から生まれた「世紀の発見」とも言えるのではないかと思っていますが、次のセクションから新書き下ろしエッセイのダウンロード法を求められた方々には、この発見について説明する個人セッションを開講させていただきたいと思っています。

この件、よろしくお願いいたします。

2) 以上の「大発見」をする中で、私は、ある極めて重要な洞察をもちました。

それは、NLP あるいはメタ心理學メソッドの学習者がもつであろう「こんなおままごとのようなくだらんメンタルワークで、『大人の現実』が変わるはずはない」という思いに関係しています。

私自身、80 年代に NLP を学び始めた時、まさにこの思いをもっていたのですが、欧米に長く住んでいて、西海岸文化圏人のように「現実を仮想現実化する」コツを経験則的に身につけていた私は、その思いは、徐々になくなりました。

その一方で、西海岸文化圏人のマインドセットをもっていない日本人の方々には、上記の思いは、根深く定着していると思います。

この中で、私が発見したことは、もともと「大人の現実」を作り出したのは、4 歳までの幼児が行っていた「おままごとのようなくだらんメンタルワーク」そのものではないか、という事実です。

言い換えれば、我々は、全員、幼児期に、周りの子供と、お茶碗ややかんのレプリカや人形や、電動自動車、電車、飛行機等の模型を使って、遊びながら、「大人のコミュニケーションのし方」を徐々に学んでいくわけで、この幼児期の学習パターンが「大人の現実」の基本的パラダイムを作り上げたのではないか、と、今、私は考えています。

そして、この仮説が妥当であるならば (個人的には、妥当でない可能性は見い出せませんが)、「『大人の現実』を変えるためには、『大人の論理、理性』では不可能で、その『大人の現実』をそもそも作り出した時の幼児と同じ『無垢さ』をもって、同じようなレベルの『ままごとのようなくだらんメンタルワーク』(すなわち、NLP やメタ心理學のワーク) をもってしか、変える (リバースエンジニアリングして、チャラにする) ことは不可能である」という、極めて空恐ろしい結論が、導き出されてしまいました。

ちなみに、以上のことと関連していますが、よく、「NLP やメタ心理學といった方法論は、単なる『スキル習得法』で (『人格その他の本質』を変えることができないので (?))、私は、そのような方法論を身につけるつもりはない」といった意見を耳にします。

私は、日常生活上必要なスキル/技能 (すなわち、幼児期に「思考パラダイム」が形成された「後」に (その「思考パラダイム」を強化する目的で) 獲得されたスキル/技能) については、このような意見に同意できますが、ただ、本号のメルマガでも言及されているように、そもそも、その「人格その他の本質」を生み出している、幼児期に形成された基本的な「思考パラダイム」の確立に関わったスキル (すなわち、私の言う「おままごとのようなくだらんメンタルワーク」のことです) については、この意見は当てはまらないのではないか、と考えています。

私自身、NLP やメタ心理學は、単なる方法論で、そこには何の真理もない、と心底から思っていて、「理想論的」には、「おままごとのようなくだらんメンタルワーク」は、いっさい不要であるべきである、と考えています。

ただ、「現実的」には、4 歳までに何度も何度も繰り返されて、自分の「思考パラダイム」(あるいは、NLP で言う「世界地図」) を確立することに貢献した後、大人になるにつれて完全に「意識外化」されたので、意識的には、存在しないと思いながらも、確実に、大人の「今ここ」の瞬間瞬間において、「ステルス的」に、確実に影響を与え続けてきている「おままごとのようなくだらんメンタルワーク」(言い換えたら、「4 歳までに確立したプログラミング群」) を「変える (リバースエンジニアリングして、チャラにする)」ことができるのは、実に、実に残念なことなのですが (笑)、NLP やメタ心理學のような「おままごとのようなくだらんメンタルワーク」だけのように思えます。


編集後記: 私の言う「おままごとのようなくだらんメンタルワーク」(言い換えたら、「4 歳までに確立したプログラミング群)」) についてですが、私は、これを、「メタスキル」と呼んでもいいかもしれないと思いました (比喩を使えば、「メタスキル」は、ユークリッド幾何学の「公理」に対応していて、他の「普通のスキル」は「定理」に対応しています)。

この場合の「メタ」とは、「4 歳までに何度も何度も繰り返されて、自分の『思考パラダイム』(あるいは、NLP で言う『世界地図』) を確立することに貢献した」スキル、という意味ですが、当然と言えば当然なことですが、これらのメタスキルは「おままごとのようなくだらんメンタルワーク」にならざるをえない反面、4 歳以降、その「思考パラダイム (世界地図)」上で獲得されるスキルは、「大人の現実に関するシリアスなメンタルワーク」ということになります。

ここで、極めて逆説的なことは、大人になって、「思考パラダイム (世界地図)」を変えよう、あるいは、アップデートとしようとして、どれだけ「大人の理論」を使っても、それは、結局は、既存の「思考パラダイム (世界地図)」を強化してしまうことにしかつながらない一方で、「おままごとのようなくだらんメンタルワーク」であれば、既存の「思考パラダイム (世界地図)」のリバースエンジニアリングやアップデートが可能になる、という事実です。

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以上、今号のメルマガはいかがでしたでしょうか。




以上、ご不明点などございましたら、弊社まで気軽にお問い合わせください。

info@office-kitaoka.co.jp

以上、よろしくお願いします。

オフィス北岡事務局広報部
辻玲緒奈




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