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『メ タ 心 理 学』バナー

発行元: メタ心理学研究所
#022: 2024.1.27

『メ タ 心 理 学』

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本場米国NLPの直伝を受けた著者は、元々欧米人仕様の成功法則として生まれた
NLPを日本人仕様に昇華した「メタ心理学」の開発に成功しました。メタ心理学
は、日本の伝統的な「和」の思考習慣を、「GAFA」を世界的企業に押し上げた
思考習慣にまでバージョンアップさせ、真のイノベータの輩出を可能にします。
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『2/3 (土) 無料開催「第二回『メタ心理学』オンライン ワークショップ」
再告知情報 &「日本人は物事の『比較検討』(差分取り) をしない?: その二」』

 

皆さん、こんにちは。本号のメルマガは、メタ心理学研究所発行の第二十二号です。

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(株)オフィス北岡、広報担当です。

本号は、『メタ心理学』第二十二号です。

本号では、以下のトピックがカバーされています。

1.2/3 (土) 無料開催「第二回『メタ心理学』オンライン ワークショップ」
          再告知情報
2.「日本人は物事の「比較検討」(差分取り) をしない?: その二」
3.「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」
          解説 その十四

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1.2/3 (土) 無料開催「第二回『メタ心理学』オンライン ワークショップ」
          再告知情報

最新情報: 北岡泰典のこのような「公開」ワークショップは、今回が最後になる可能性もありますので、できるだけ多くの方々の参加をお待ちしています。直接参加されると、実際に北岡に直接質問する機会も得られますので、よろしくお願いいたします。

1 月開催予定で、その後順延されていた本イベントは、2/3 (土) に、「第二回『メタ心理学』オンライン ワークショップ」として、無料開催されることになりました。

今回、2/3 (土) に開催される「第二回『メタ心理学』オンライン ワークショップ」では、第一回目と同じように、「A.R.E. さん」 (北岡は、以前、「無意識ちゃん」と読んでいたのですが、阪神タイガーズの岡田監督に習って、新たにこの名称を使い始めています) とのコミュニケーションを取る方法が、演習として、紹介されます。具体的には、「衝動買い」をなくすことができる「ガッツフィーリング」演習が紹介されます。

さらに、「ガッツフィーリング」演習をご存じのある方から、「この演習は、

・ダイエットをしているのに過食がやめられない
・子供やご亭主にうるさがられているのに過干渉がやめられない
・タバコがやめられない
・スマホを見るのがやめられない
・ゲーム依存がやめられない

等、何にでも応用できますよね」というコメントをいただいたのですが、私は、「『無意識とのコミュニケーション』という意味では、確かに、おっしゃっている通りなのかもしれませんが、このような『葛藤の克服』には、『メタ心理学メソッド』演習の一つの『Meta Meta Work』が最適では、と思いました」とお伝えしました。

ということで、2/3 (土) 開催の「第二回『メタ心理学』オンライン ワークショップ」では、衝動買いを克服する「ガッツフィーリング」と心の葛藤を超越できる「Meta Meta Work」の二つの演習が紹介される予定です。

なお、北岡には、メタ心理学メソッドをできるだけ多くの方々に知ってもらいたいという思いがあるので、今回のワークショップの収録ビデオを、後日、YouTube 公開する予定です。このため、本ワークショップ自体を無料開催することといたしました。

以下が、本ワークショップの概要です。

【2/3 (土) 無料開催「第二回『メタ心理学』オンライン ワークショップ情報】

紹介ページ : https://www.kitaoka.co/online_works/240203/
講  師 : 北岡 泰典
開催形式 : オンライン Zoom ワークショップ
開催日程 : 2 月 3 日 (土) 14:00 - 17:00 (3 H) + 30 分程度の質疑応答
定  員 : 30 名
特別参加費 : 参加費は、無料です
参加資格 : セラピスト、カウンセラー、コーチ、士業の方々、施術者限定
収録動画 : 本ビデオ収録は、後日、Youtube 等で公開される予定です
ワークショップ内容 :
          1.「衝動買いをなくす」ことができるようになる
                    「ガッツ フィーリング」演習
          2.「心のさまざまな葛藤を克服するメタ心理学
                    「Meta Meta Work」
主  催 : メタ心理学研究所 c/o 株式会社 オフィス北岡 (CEO 北岡泰典)

ワークショップ参加に興味のある方は、以下の参加申込フォームから申し込んでください。

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=eylTkbkXz

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2.「日本人は物事の「比較検討」(差分取り) をしない?: その二」

本メルマガの先号で、「「日本人は物事の「比較検討」(差分取り) をしない?」のトピックの記事を掲載させていただきましたが、もう一点興味深いことを追記させていただきたいと思いました。

それは、スマホの「ホーム画面」に関連した比喩についてです。

このホーム画面については、実際の画面と単なるスクリーンショットの画面の二つがあります。

前者は、実際にボタン操作が可能ですが、後者は、写真なので、ボタン操作は不可能です。

ただし、私 (北岡) は、「見た目だけ」では、この「実際性」と「虚偽性」の識別区分 (差分取り) は、事実上、不可能である、と考えてきています。

このことについては、以下の指摘が可能です。

1) 印哲のベーダンタ等では、人間の識別区分能力で、もっとも重要なのは「Vidya」と「Avidya」の識別だと言われています。

前者は、「真の知識」で、後者は、「偽の知識」という意味です。

2) 私は、この識別区分を敷衍して、「Vidya vs Avidya」は、NLP で言う「4Te (現在意識) vs 4Ti (過去意識)」の識別区分ができていること、と再定義してきています。

思うに、何十年も前のテレビの大相撲中継の番組では、実際の映像とビデオの映像の画質が明らかに異なっていたので、生映像と録画映像の区別は充分可能でしたが、現在は、両方とも「デジタル映像」なので、区別は、事実上、不可能になっています。

ということは、たとえば、ニュース等で、録画ビデオが放映されても「これは中継です」というテロップが流されたり、実際の中継映像でも「これは録画です」というテロップが流されたりしたら、視聴者は、実際はどちらかかは、判断不能ということになります。

3) このことを、スマホの「ホーム画面」の「実際の画面 vs スクリーンショットの画面」と関連づけて言うと、単なるスクリーンショットを実際のホーム画面と勘違いして、ボタンを押し続けてもいっさい何も起こらない、という事態もありえます。

4) このことは、笑い話ですむかもしれませんが、人間が「パニック障害」に陥ったり、あるいは、「単なる記憶の出来事」を「絶対変わらない現実」だと錯誤している場合も、この「真の知識 vs 偽の知識」の識別区分ができていないことが原因になっている、ということには、極めて重大な意味合いが隠されています。

5) 私の CD-ROM ブック『CYBERBOOK』に、PC のデスクトップ上で、実行ファイルの word.exe ファイル上に、データファイルの word.doc を「ドラッグ & ドロップ」すると Word のアプリが開く一方で、逆に、word.doc ファイル上に、word.exe を「ドラッグ & ドロップ」しても、何も起こらない、ことを示した動画が格納されています (avi ファイル等が旧バージョンなので、現在は、閲覧不能かもしれません)。

さらに、PC では、拡張子を隠すことができるのですが、この場合は、該当の word ファイルが実行ファイルなのかデータファイルなのか区別できなくなります。

私は、該当の動画で、(もろもろ操作できる) 実行ファイル (スマホの実際のホーム画面と等価です) が 4Te で、(単なるコンテンツの) データファイル (スマホのホーム画面のスクリーンショットと等価です) が 4Ti であり、通常、人生で物事がうまくいっていない場合、人は、記憶の 4Ti に実行ファイル (プログラミング) の 4Te を適用しようとしていることが原因で「すべてうまくいかないでいる」一方で、4Te と 4Ti の識別区分ができた上で、4Te に 4Ti を適用したら、「みごとに該当の実行ファイルが立ち上がって、物事がうまくいき始めるのではないか」ということを示唆させていただいています。

6) 結論としては、人間としての最も重要な識別区分能力は、「真の知識 vs 偽の知識」すなわち「4Te (現在意識) vs 4Ti (過去意識)」の識別区分ではないか、と、私は考えています。

7) 上記の 5) を読み返していて、「編集後記」的に、ある「灯台下暗し」的な、重大な事実に気づきました。

それは、以下の洞察です。

「Google Map の 360 度回転できる点が、NLP で言う『チョイスポイント』で、360 度回転できる点と次の点の間には、操作不能の写真しか存在していない。

この Google Map の操作可能な『360 度回転できる点』が、上記の『Vidya』、『真の知識』、『4Te』、『スマホの実際のホーム画面』に相当していて、『360 度回転できる点と次の点の間にある操作不能の写真』が、『Avidya』、『偽の知識』、『4Ti』、『スマホのホーム画面のスクリーンショット』に相当していている。

このことから、NLP の言う『チョイスポイント』は、『4Te』の中にしか存在しない (常に、『今ここの瞬間』にしかチョイスポイントを作ることはできない)、という結論が導き出される。」

もしかしたらですが、この「灯台下暗し」の結論には、極めて「空恐ろしい」意味合いが隠されているのかもしれないと思えます (!!!)。

(たとえばですが、過去のある事象に対して、「ああすればよかった、こうすればよかった」と回顧している場合は、4Ti (過去意識) の中にチョイスポイントを作ろうとしている、ということになりますが (驚)、チョイスポイントは 4Te (現在意識) の中にしか存在しえないので、これは、「絶対不可能なことを達成しようしている」文字通りの「愚行」ということになります。これは、スマホのホーム画面のスクリーンショット上でボタンを押し続けていて、「何も起こらないのはおかしい」と怒り続けている愚行に匹敵しています。)

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3.「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」
          解説 その十四

閲覧された方々からは「神回ではないですか」といった感想をいただいている「北岡特別書き下ろし新エッセイ『メタ心理学』誕生の経緯について」では、38 項目にわたる「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」を掲載して、その各項目 (実際には、11 番目から 38 番目の 28 個の各項目です) について、私の解説をさせていただいています。

本メルマガでは、特別に、この表を、以下からダウンロードできるようにさせていただきました。

https://www.kitaoka.co/img/vs_comparison.pdf

本メルマガの第六号から、各比較項目について、一つ一つの私の解説を、再引用させていただいていますが、十四回目の今号のテーマは、「24. 現状維持者 vs 認識的拡張主義者」です。

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【24. 現状維持者 vs 認識的拡張主義者】

ユヴァル ノア ハラリは、『サピエンス全史: 文明の構造と人類の幸福』で、非常に興味深いことを言っています。

同氏は、歴史的に、近代東洋帝国主義者は、領土拡大を図った「既存の世界観の拡張」主義でしかなかった一方で、15 世紀に「大航海時代」に突入した西洋帝国主義者は、自分の「世界地図」の外にあるものを積極的に知ろうとして、「大航海時代」を開始し、1492 年にコロンブスのアメリカ新大陸の発見を実現させた、ということになります。

すなわち、「現状維持者」の中国明朝の鄭和の宝船と「認識的拡張主義者」のコロンブスの船の大きさを比較したイラストが以下にあります。

コロンブスのアメリカ大陸発見、アメリカ独立宣言、東海岸からカリフォルニアに向かった「ゴールドラッシュ」、奴隷解放、電球・自動車・飛行機・電話・ラジオ・テレビの発明、不幸な二つの世界大戦後の「核軍縮」、アポロ 11 号の月面着陸等を経ながら、1960 年代後半の「カウンターカルチャー」の「意識の革命」を契機として起こった、現代のインターネット革命、IT 革命、分子生物学 (DNA/遺伝工学) 革命、等の歴史の流れにも、この認識的拡張主義が綿々と継続されてきている、と私は、考えています。

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以上、「相違相関統合図解説 その十四」は、いかがでしたでしょうか?

なお、以下のページから、閲覧のお申し込みをされたら、

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=eDpwEvDpwJqOc

7.「『メタ心理学』誕生の 経緯について」(30 ページ)
8.「NLP と『メタ心理学』の比較考」(25 ページ)

を始めとした「北岡エッセイ 8 本」の無料閲覧が可能になります。

よろしくお願いいたします。

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以上、今号のメルマガはいかがでしたでしょうか。




以上、ご不明点などございましたら、弊社まで気軽にお問い合わせください。

info@office-kitaoka.co.jp

以上、よろしくお願いします。

オフィス北岡事務局広報部
辻玲緒奈




以上、今号のメルマガはいかかでしたでしょうか?

ご質問ご意見がございましたら、忌憚なく info@kitaoka.co までお寄せください。


(株) オフィス北岡サイト: https://www.office-kitaoka.co.jp/

北岡泰典紹介ビデオ: https://www.kitaoka.co/pv/

「メタ心理学者と ChatGPT の談話室」: https://note.com/metapsychology/


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