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『メ タ 心 理 学』バナー

発行元: メタ心理学研究所
#011: 2023.10.24

『メ タ 心 理 学』

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本場米国NLPの直伝を受けた著者は、元々欧米人仕様の成功法則として生まれた
NLPを日本人仕様に昇華した「メタ心理学」の開発に成功しました。メタ心理学
は、日本の伝統的な「和」の思考習慣を、「GAFA」を世界的企業に押し上げた
思考習慣にまでバージョンアップさせ、真のイノベータの輩出を可能にします。
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『「メタ心理学」第十一号:「北岡動画: メタ心理学 FAQ」&
      「クローズド北岡『業界への遺産継承教材』感謝セール」』

皆さん、こんにちは。本号のメルマガは、メタ心理学研究所発行の第十一号です。

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(株)オフィス北岡、広報担当です。

本号は、『メタ心理学』第十一号です。

本号では、以下のトピックがカバーされています。

1.北岡動画【NLP とメタ心理学 FAQ: コーチ、カウンセラー、セラピストが
          知っておくべきこと】
2.「クローズド北岡『業界への遺産継承教材』感謝セール」について
3.「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」
          解説 その六
4.新プロジェクト企画: 「国内外のイノベータの心理行動を
          分析する!」Youtube 動画シリーズ

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1.新北岡動画【NLP とメタ心理学 FAQ: コーチ、カウンセラー、セラピストが
          知っておくべきこと】

私 (北岡) は、今回、クライアントの方々からいただいた質問群に答える形で、「メタ心理学 FAQ」の動画を、以下に公開アップしました。

https://youtu.be/ueHALkmWoA8

目次は、以下のようになっています。

00:05 【NLPとメタ心理学 FAQ 1: NLP とメタ心理学の関係性】
17:52 【NLPとメタ心理学 FAQ 2: NLP を学んだことがなくても大丈夫か?】
19:36 【NLPとメタ心理学 FAQ 3: 西海岸文化圏人と日本人の間の
          60 年以上のギャップについて】
23:58 【NLPとメタ心理学 FAQ 4: 心理系の仕事をしているが、
          レベルアップは可能か?】
27:46 【NLPとメタ心理学 FAQ 5: メンタル改善に役立ちますか?】
30:21 【NLPとメタ心理学 FAQ 6: 日常の問題解決に繋がりますか?】
43:20 【NLPとメタ心理学 FAQ 7: ビデオ教材一式を購入したらどうなるか?】
45:30 【NLPとメタ心理学 追加 FAQ】

以下から、上記 8 本の「切り抜き動画」の閲覧も可能です。

https://youtu.be/cl7bKfFiC1M

NLP、コーチング、カウンセリング、セラピー、コンサル、士業等の施術のし方に関して、参考にしていただけたら幸甚です。

ちなみに、この FAQ 動画について、あるクライアントと一連の質疑応答をさせていただいたのですが、以下にまとめさせていただきました。

【「NLPとメタ心理学 FAQ」についての質疑応答】

クライアント (CL): この動画のタイトルの副題は、

「『自分が変わってしまう恐れ』から『新しい自分を発見する喜び』へ」

となっているのですが、意味を説明していただけますか?

北岡 (TK): そうですね、NLP やメタ心理学で「自己変容」を遂げようとする際、「今までの自分がなくなってしまうことへの恐怖があります」ということを、よく耳にします。

つまり、これは、「自分の『ハードディスク』が初期化されて、記憶を含めて、すべてなくなってしまうことへの恐怖」だと思います。

先号のメルマガで紹介させていただいた「『メタ心理学者とセラピスト談話室』動画その一」でも言及したように、(比喩的な話ですが) 日本人の思考パターンの OS は、1995 年以前の「16 ビットの MS-DOS」で、西海岸文化圏人の思考パターンの OS は、1995 年以降の「32 ビットの Windows」であって、メタ心理学は、この OS のアップグレードを可能にする、と主張させていただいています。

このことに関しては、私は、このような OS アップグレードでも、いわゆる「初期化」は起こらず (「自我の消滅」等は起こりえないです!)、単に「新 OS の観点から自分自身の既存のプログラミング群を見直すことである」ということが起こるだけだと思っています。

すなわち、4 歳までに築き上げられてきている「不落要塞」としてのプログラミング群は、通常は、OS がどのバージョンに変わっても、存在し続けるので、「自我の消滅」の心配は要りません!

それどころか、「OS の 32 ビット化」を通じて、「ピーク エクスペリエンス」の「ワクワク感」の状態で、24 時間の日常生活を見直すことで、今まで「否定的」だと思っていた出来事を、ほぼすべて、「肯定的」に捉えることができるようになります。

このことにより、自分から外に出るエネルギーの質も愕然と変わるので、巷で言われている「引き寄せの法則」がどんどん実現されていくことも、想像に難くないと思われます。

そして、これが、「60 年代の西海岸文化圏人たち」が実現した「32 ビットの Windows OS 化」が何であったかを示していると思います。

 

【編集後記: なんと、このことを書いている最中に「引き寄せの法則」が起こってしまいました!

執筆から少し「気分転換」しようとして、休憩して、メール ソフトを開いたら、しばらく前に、メタ心理学関連の二日間の特別ワークを受講された私のクライアントの方から、以下のようなワーク感想をいただいてしまいました!

 

「わたしが [北岡ワークで伝授させていただいた]
『ピークエクスペリエンス体感ワーク』を施術させていただいた
クライエントさんや
NLPの演習をさせてもらったセミナー参加者から、
人生がガラリと変わったという話を
次から次へともらいました。

『学生時代から30年以上苦しんできた強迫神経症が良くなりました。
主治医も驚いています。』

『20年近く患ってきた摂食障害が治りました。』

『50代になるまで誰ともつきあったことがなかったのに、
本当にすばらしい男性と巡り合い、結婚しました。』

というような目立つ話から、

『自分は今まで、誰からも必要とされない
価値のない、いらない人間だと思い込んで来たけれど、
初めて自分のことを、かけがえのない愛おしい存在だと思えました。』

といったような、

『自分とは何者であるか?』という

根幹の認識がすっかり変わってしまった、
とうような話を次々に聴いてきました。」

 

このクライアントの方は、元々かなり優秀な方ではあると思うので、この方のお話は、お世辞抜きで、「マジで超すごい」と思わせていただいた一方で、まさにこのことこそが、英語環境で、1988 年に共同創始者のジョン グリンダー氏から NLP を学び始めた時に、私自身に起こった「世紀の奇跡」だったのですが、「日本人の方々の 16 ビットの MS-DOS の OS を 32 ビットの Windows OS にアップグレードする」手立てをもっていなかった「日本に帰国した 2001 年からメタ心理学を創始する前の 2022 年までの『私』」には、クライアントの方々に達成していただくように支援できなかったことが、「2023 年初めのメタ心理学創始後の『私』」には、まさにそのような支援ができるようになった「証拠の一例」と思わせていただいています (!!!)。

実にすばらしい「引き寄せの法則」だと思いました。】

 

CL: 今おっしゃったことは、「施術する側にも、施術される側にも当てはまります」ということなのですが、このことを説明してください。

TK: そうですね、「16 ビットの MS-DOS から 32 ビットの Windows への OS のアップグレード」は、もちろん、施術する側が達成できていなかったら、そのクライアントの中に、これを達成させることが不可能であることは、自明です。

ちなみに、英語では、NLP トレーナー、コーチ、カウンセラー、セラピスト、コンサルタント、士業の方々等を意味する汎用語の「Agents of Change (クライアントに変容を起こすことを支援する人)」という用語がありますが、そのような日本語の概念が存在していないことが、この「心理系のメンタル改善」関連業界が、欧米と比べて、数十年、百年遅れていることを、如実に象徴していると思います。

たしかに、「セッション ギヴァ (Sesson Giver: セッションを開講する人)」といった用語もありますが、一般的ではないので、私は、通常は「司会進行役」等と訳されることが多い「ファシリテータ (Facilitator)」を「Agents of Change」の訳語に当てています。

いずれにしましても、将来的に、「Agents of Change」の日本語訳が広く定着するようになる時期と、国内の「心理系のメンタル改善」関連業界が欧米とのギャップをかなり閉ざされる時期が、呼応するようにも、思えています。

CL: 動画の中で、「ジャマイカ人との再会」のお話が、とても興味深いと思いました。

TK: このジャマイカ人の方 (男性の方) は、私が 1990 年代初めに、英国ロンドン市で「ライフ コーチング」を開講していたときのクライアントの方でした (当時、私のクライアントには、F3 の日本人レーサーの方もいました)。

この方は、母国に帰国された後、数年前に、WhatsApp で、突然、私にコンタクトされてきて、テレビ電話で、90 年代当時、この方に渡したセッションのマニュアルを私に見せてくれて、「当時、非常に効果的な NLP ワークを受講させていただきました」とおっしゃいました。

その後、この方から、私は「向こうの世界を語る印哲に偏っているので、もっと『実利的』な中国の『三国志』等を研究された方がいいですよ」というアドバイスを受けました。

たしかに、普通の方々の悩みは、「スーパーでの買い物品選び」とか「子供を保育所に送るのは自分か配偶者か」といったことにあることは、私は重々認めることはできますが、他方で、アインシュタインが言ったとされる「ある問題は、その問題を作り出したレベルの思考で解決することは不可能で、解決には、それ以上のレベルの思考が必要である」という金言にも妥当性があると思います。

また、英国の哲学者のバートランド ラッセル (実は、ラッセルは、「NLP の父」であるグレゴリー ベイツンの「師匠」なので、「NLP の祖父」と位置づけられる方です) は、「哲学者 (今で言う『認識論者』です) は、人間はどのようにして目でものが見えるのか、を研究しているが、普通に目が見えている人は『単に目が見ているだけで充分だ。なにゆえにそのような考察が必要なのか』という反論を加える傾向にある」という意味のことを言っています。

このことに関しては、私は、NLP 共同創始者のジョン グリンダー氏の「人間の主観的体験モデル」の図を、以下に引用させていただきたいと思います (以下の写真をクリックすると、大きな写真を表示することができます)。

このモデルでは、「変換の連続」の「F1 (フィルター 1)」は、「前意識」的な「脳神経細胞系統やシナプスの電気化学的発火のし方」を意味していて、「FA (最初のアクセス)」は、「意識」的な「世界地図 (世界観)」を意味しています。

(「前意識」的な「脳神経細胞系統やシナプスの電気化学的発火のし方」は、以下の動画 (https://youtu.be/J8y1BQSN5mw) で CG 的に表現されています (写真をクリックすると、該当の Youtube 動画を閲覧できます)。

私は、過去数年間、神経科学を独自研究してきていますが、「fMRI」という革命的機器が、以前は「神の手の領域」とされていた F1 のエリアを、ほぼすべて「明示化/見える化」してきているようです。

たとえば、ある特定の脳神経細胞系統のエリアが交通事故あるいは癌等で損傷すると、自分の手が自分の手なのか相手の人間の手なのか認識できなくなったり、人の顔が認識できなくなったり、時間の経過が視覚化できなくなったり (この場合は、ディスコで、ストロボが点滅する際のように、人々の動きは「断続的な、非連続な動き」として認識されるようです) することが判明しています。

ということは、グリンダー氏の「人間の主観的体験モデル」では、まさに「F1 の出口」が「FA の入口」なので、「意識の内容」は、文字通りすべて、「無意識 (あるいは、前意識) の処理の結果に左右されている」という空恐ろしい結論が、導き出されてしまいます。

ここに、私自身の抽象論的な「認識論」 (我々が知っていることを、どのように知っているかを分析する科学) 的な研究の意義がある、と思っています。

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2.「クローズド北岡『業界への遺産継承教材』感謝セール」について

現在、私は、「クローズド オフレコ」の形で、【北岡泰典「業界への遺産継承教材』感謝セール】を行なってきています。

これは、私は、これまでの、いわゆる「B2C」ビジネス業界を離れて、今後は、「B2B」および「英語市場ビジネス」業界で、広く社会的に活動していくことになったので、私が 2001 年に帰国して以来二十余年間蓄積してきたノウハウを、「遺産」として、業界に残させていただきたいと思ったので、行なっているオフレコの特別限定セールです。

私のこれまでの「書籍/ビデオ教材」包括的セット (収録時間は 140 時間以上)と「オンライン メタ心理学ワーク個人セッション (8H)」につきまして、人数・期間限定で「破格の購入費」でオファーをさせていただいているものです。

本商材を購入された方は、NLP、コーチング、カウンセリング、セラピー、士業等を効果的に施術するために必要な「OS ソフト」を手に入れ、その上で、「永久保存版」のビデオ教材群を通じて、永遠の反復学習ができるようになります。

このセールは、これまでは「クローズド オフレコ」でしたが、より多くの方々に、この機会を活用していただきたいと思いましたので、【北岡泰典「『業界への遺産継承教材』感謝セール」詳細情報請求申し込みページ】を、以下に用意させていただきました。

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=ebGJqOgrm

このページから申し込まれた方には、折り返し、【北岡泰典「『業界への遺産継承教材』感謝セール」】のプレゼン資料のページと、商材購入お申し込みページをお伝えさせていただきます。

以上、よろしくお願いします。

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3.「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」
          解説 その六

閲覧された方々からは「神回ではないですか」といった感想をいただいている「北岡特別書き下ろし新エッセイ『メタ心理学』誕生の経緯について」では、38 項目にわたる「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」を掲載して、その各項目 (実際には、11 番目から 38 番目の 28 個の各項目です) について、私の解説をさせていただいています。

本メルマガでは、特別に、この表を、以下からダウンロードできるようにさせていただきました。

https://www.kitaoka.co/img/vs_comparison.pdf

本メルマガの第六号から、各比較項目について、一つ一つの私の解説を、再引用させていただいていますが、六回目の今号のテーマは、「16. コンテント vs プロセス」です。

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16. コンテント vs プロセス

この対比は、たとえば心理療法のセッションを受けるクライアントの問題 (コンテント) は、それを作り出している「プロセス」あるいは「パターン」があって、その「プロセス」あるいは「パターン」を変えないかぎり、問題のコン テントがなくならない、という考え方に基づいています。

アインシュタインは、「問題は、その問題を作り出した思考と同じレベルの思考では解決されない」と言ったとされていますが、まさにこの対比のことを示唆しています。

もちろん、「コンテント vs プロセス」は、「現象界 vs 観照者」、「結果 vs 意図」と対応しています。

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以上、「相違相関統合図解説 その六」は、いかがでしたでしょうか?

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4.新プロジェクト企画: 「国内外のイノベータの心理行動を分析する!」Youtube 動画シリーズ

近い将来、「メタ心理学者」として、私が、孫正義氏、イーロン マスク氏のような国内外のイノベータの心理行動分析をテーマにした「国内外のイノベータの心理行動を分析する!」(仮題) Youtube 動画シリーズを始める予定です。

本プロジェクトの開始時期は遅れてきていますが、乞うご期待ください。

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以上、今号のメルマガはいかがでしたでしょうか。




以上、ご不明点などございましたら、弊社まで気軽にお問い合わせください。

info@office-kitaoka.co.jp

以上、よろしくお願いします。

オフィス北岡事務局広報部
辻玲緒奈




以上、今号のメルマガはいかかでしたでしょうか?

ご質問ご意見がございましたら、忌憚なく info@kitaoka.co までお寄せください。


(株) オフィス北岡サイト: https://www.office-kitaoka.co.jp/

北岡泰典紹介ビデオ: https://www.kitaoka.co/pv/

「メタ心理学者と ChatGPT の談話室」: https://note.com/metapsychology/


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