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『メ タ 心 理 学』バナー

発行元: メタ心理学研究所
#010: 2023.10.12

『メ タ 心 理 学』

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本場米国NLPの直伝を受けた著者は、元々欧米人仕様の成功法則として生まれた
NLPを日本人仕様に昇華した「メタ心理学」の開発に成功しました。メタ心理学
は、日本の伝統的な「和」の思考習慣を、「GAFA」を世界的企業に押し上げた
思考習慣にまでバージョンアップさせ、真のイノベータの輩出を可能にします。
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『「メタ心理学」第十号:「メタ心理学者とセラピスト談話室」動画その一 続き
& 「談話室」動画感想簡易アンケート実施」』

皆さん、こんにちは。本号のメルマガは、メタ心理学研究所発行の第十号です。

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(株)オフィス北岡、広報担当です。

本号は、『メタ心理学』第十号です。

本号では、以下のトピックがカバーされています。

1.「メタ心理学者とセラピスト談話室」動画その一 続き
2.「メタ心理学者とセラピスト談話室」動画その一
          感想簡易アンケート実施
3.「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」
          解説 その五
4.新プロジェクト企画: 「国内外のイノベータの心理行動を
          分析する!」Youtube 動画シリーズ

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1.「メタ心理学者とセラピスト談話室」動画その一 続き

前号のメルマガで、「『メタ心理学者とセラピスト談話室』動画その一」の URL をお伝えさせていただきましたが、動画の 内容の理解を助けるために付けられたテロップ説明、イラスト等をさらに充実させるために、数ヵ所、テロップの追加挿入編集をさせていただきました。

https://youtu.be/93lbRAvVMaA

このため、この新動画を「公開」にして、旧動画を「限定公開」にさせていただきました。

ちなみに、以前私 (北岡) の資格コースを受講されたある方から、以下の極めて興味深い感想をメールでいただいたのですが、質疑応答形式で、紹介させていただきます。

【「『メタ心理学者とセラピスト談話室』動画その一」FAQ】

クライアント 1 (CL 1): お話の内容が深く、カウンターカルチャーの時代背景、最新脳生理学情報から量子力学までと幅広く、また奥深くそしてさらに宇宙的な飛翔まで含み、まさに映画Men in blackのラストシーンを思わせる北岡脳細胞の宇宙でした!!

私には懐かしい用語、あるいは詳しくは分からずも何となく予測できることもあって、大変興味深かったのですが、果たして今の若い方が理解できるかどうか。まず英文タイプライターやら、和文タイプライターなど分からないし、OSとしてのMSーDOSなど若い人にはイメージ付かないではないかと心配になりました。でも久しぶりの北岡節を楽しみました。

北岡 (TK): 興味深い感想に感謝いたします。

実は、本動画で、「まさにこの種の問題を解消」するために、タイプライター、MS-DOS の比喩を持ち出したのですが、何百年前の「江戸時代」の話の話ならともかく、たかだか二、三十年前の「平成時代」に起こったことがすでに「形骸化」してしまっていて、そのような比喩が通じない可能性があるというのは、私には、ある意味、「驚愕」です。

「比較的最近の事象」であれば、適切な比喩になると思ったのですが、これらの事象でも「無理だ」としたら、いったい何に言及すればいいのでしょうね (笑)。

思うに、日本人は、Wikipedia 等の情報を「前頭葉」のみで処理して、「海馬に記憶を送って、血肉化」する能力を奪われてしまっているのだと思います。

前者の情報は、どうでもいいエピステーメ (左脳的) 情報ですが、後者は、原理原則の (血肉化された) グノーシス知識です。

日本人は、毎日のネットでの (スマホの超高速スクロールで閲覧する) 何千、何万というピステーメ情報から、一つ二つのグノーシス知識を抽出することができないでいる、ということになります!

考えてみるに、該当の比喩で言及した「何億人という人々が欧文タイプライターを使って試行錯誤していた」および「NLP 誕生以前に、何百万人もしかしたら何千万人の人々が、NLP 以前のセラピー、カウンセリング、コーチングをしまくっていた」という事実から、

「これらの欧米人は、(シェルドレイクの)『形態共鳴場』的反復を『無限』に繰り返していたので、通常は浅いレベルの『前頭葉』で終わってしまう情報が、集合的無意識の深い『海馬』まで到達して、グローシス的知識として長期保存されることになったので、その知識が暗黙的に世代から世代に継承されやすくなった一方で、そのような反復と試行錯誤のなかった日本では、情報は、すべて、浅い『前頭葉』レベルのエピステーメ情報で終わってしまっていて、集合的無意識的にも、次の世代への知識の継承がほとんどできなくなっている。」

という、私としては実に興味深い「仮説」が成り立つのでは、と思いました。

この私の仮説が生まれる元になった貴方の感想に、改めて、深く感謝いたします。

【以下は、上記の FAQ の草稿を読んでいただいた別のクライアントの方との FAQ です。】

クライアント 2 (CL 2): 「思うに、日本人は、Wikipedia 等の情報を『前頭葉』のみで処理して、『海馬に記憶を送って、血肉化』する能力を奪われてしまっているのだと思います」については、おっしゃる通りだと思います。

「ヘッドスパ」が人気があるのは前頭葉の使い過ぎなのではないかとボディケアセラピストとして日ごろ感じているところです。

そして、ほとんどの方が左脳が堅く小さくなっていて、右脳がブカブカしている・・

脳にも現象として現れているということではないかと思います。

また、

「これらの欧米人は、(シェルドレイクの)『形態共鳴場』的反復を『無限』に繰り返していたので、通常は浅いレベルの『前頭葉』で終わってしまう情報が、集合的無意識の深い『海馬』まで到達して、グローシス的知識として長期保存されることになったので、その知識が暗黙的に世代から世代に継承されやすくなった一方で、そのような反復と試行錯誤のなかった日本では、情報は、すべて、浅い『前頭葉』レベルのエピステーメ情報で終わってしまっていて、集合的無意識的にも、次の世代への知識の継承がほとんどできなくなっている。」

につきましては、たいへん興味深い仮説だと思います。

与えられたものを与えらえたままに考えることもなく受け入れる・・それが正解だと思っている日本人。ナゼの無い日本人。
『海馬』まで到達して、グローシス的知識として長期保存しなければ、日本は復活できないのではないのでしょうか。

TK: 極めて興味深い洞察に感謝いたします。

「『海馬』まで到達して、グローシス的知識として長期保存しなければ、日本は復活できない」というご指摘は、当たっているのかもしれません。

現代日本人は、「即席の方法論」を求める傾向があり、地道な努力/試行錯誤を続けることができなくなっていると思いますが、この原因の究明は、極めて重要な「現代日本の社会論」のテーマになっていると思います。

もちろん、私なりのこのテーマへの答えは「メタ心理学メソッド」になっていて、今後、メタ心理学がこの社会的問題の解決になるのかどうかは、私なりの「地道な努力/試行錯誤」で (笑) 証明していきたいと思っているところです。

ちなみに、以上のようなディスカッションは、私は、極めて興味深いと思うと同時に、こういう「哲学的な議論」について「難しい」と思われる日本人の方々も数多くいらっしゃる事実も、実に興味深いと思ってきています。

思うに、NLP の世界と「悟りの世界 ≒ 黄泉の国 ≒ 彼岸 ≒ 霊界 ≒ 無意識の世界」(故船井幸雄氏は、「昔『霊界』と呼ばれていた世界は、今は、『無意識』と呼ばれている」という名言を吐かれています) 等とは、親和性があるのですが、こういう世界に興味のない方々、すなわち、「今の自分の殻を破る用意のない方々」(=「認識的拡張主義者」ではない人々) は、真正な宗教家の方々の話も、私の (四十余年にわたる精神世界、瞑想の世界に基づいた) NLP、メタ心理学についての話も、いっさい理解できない傾向にあると思います。

(私は、私の話を難しいと思われる方々は、実は、「悟りの世界」等には興味がない方々であり、また、この「難解性」は、なにも私の話に限ったことではないはず、と断言できます。)

逆に、「悟りの世界 ≒ 黄泉の国 ≒ 彼岸 ≒ 霊界 ≒ 無意識の世界」に興味があり、「向こうの世界から Think from できていて」、かつ、常に「今の自分の殻を破る」用意ができている「認識的拡張主義者」の方々には、私の話は、おもしろくて、おもしろくてたまらないと思います。

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2.「メタ心理学者とセラピスト談話室」動画その一 感想簡易アンケート実施

テロップ説明、イラスト等をさらに充実させるために、数ヵ所、テロップの追加挿入編集させていただいた

https://youtu.be/93lbRAvVMaA

の「『メタ心理学者とセラピスト談話室』動画その一」の「新公開動画」の閲覧数は、これまでの経験から見ても特別なペースで、着実に、少しづつ増えているようです。

「個人的な希望的観測」的には、私は、この動画に「バズって」ほしい、と思っています (笑)。

閲覧されてこられている方々に、この紙面を借りて、深く感謝いたします。

そのお礼を込めて、以下のページで、「恩典付『「メタ心理学者とセラピスト」の談話室 動画』閲覧簡易感想アンケート」キャンペーンを行わせていただきたいと思いました (この URL は、本メルマガ読者専用の URL です)。

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=eAellg

本動画の閲覧後、感想アンケートに参加していただけた方には、自動返信される「参加受付」メールで、以下の二つの恩典

1) 北岡「日常生活はすべて催眠: 正しい自己洗脳の方法を教えます!」
ワークショップ収録ビデオ ダウンロード版
紹介サイト:
     https://www.office-kitaoka.co.jp/office-kitaoka/kitaokataiten/1206_special/

2) 北岡特別書き下ろしエッセイ「『メタ心理学』誕生の経緯について」

の特別限定視聴方法をお伝えさせていただきます。

いただいた感想は、今後のメタ心理学ワークの参考にさせていただきます。

何卒、アンケート参加、よろしくお願いいたします。

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3.「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」
          解説 その五

閲覧された方々からは「神回ではないですか」といった感想をいただいている「北岡特別書き下ろし新エッセイ『メタ心理学』誕生の経緯について」では、38 項目にわたる「『自己啓発難民状態』と『真の成功者状態』の相違相関統合図」を掲載して、その各項目 (実際には、11 番目から 38 番目の 28 個の各項目です) について、私の解説をさせていただいています。

本メルマガでは、特別に、この表を、以下からダウンロードできるようにさせていただきました。

https://www.kitaoka.co/img/vs_comparison.pdf

本メルマガの第六号から、各比較項目について、一つ一つの私の解説を、再引用させていただいていますが、五回目の今号のテーマは、「15. 結果 vs 意図」です。

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15. 結果 vs 意図

「意図/結果」は、NLP 共同創始者のジョン グリンダー氏が提唱したモデルで、現象界で起こっている事象 (「結果」) は必ず (現象界を超えた) 「意図」から生まれている、とされています。

このモデルに基づいて、「6 ステップ リフレーミング」のような無意識ワークが開発されてきています。

このモデルは、「現象界 (仮想現実) vs 神的意識 (観照者)」の対比とも関連しています。

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以上、「相違相関統合図解説 その四」は、いかがでしたでしょうか?

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4.新プロジェクト企画: 「国内外のイノベータの心理行動を分析する!」Youtube 動画シリーズ

近い将来、「メタ心理学者」として、私が、孫正義氏、イーロン マスク氏のような国内外のイノベータの心理行動分析をテーマにした「国内外のイノベータの心理行動を分析する!」(仮題) Youtube 動画シリーズを始める予定です。

乞うご期待ください。

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以上、今号のメルマガはいかがでしたでしょうか。




以上、ご不明点などございましたら、弊社まで気軽にお問い合わせください。

info@office-kitaoka.co.jp

以上、よろしくお願いします。

オフィス北岡事務局広報部
辻玲緒奈




以上、今号のメルマガはいかかでしたでしょうか?

ご質問ご意見がございましたら、忌憚なく info@kitaoka.co までお寄せください。


(株) オフィス北岡サイト: https://www.office-kitaoka.co.jp/

北岡泰典紹介ビデオ: https://www.kitaoka.co/pv/

「メタ心理学者と ChatGPT の談話室」: https://note.com/metapsychology/


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